十勝岳→上ホロカメットク山 登山記

2013.9.8

用事やら天候不良で登山ができなかったが、やっと1ヶ月ぶりに出かけてきた。直近の雨で登山道によっては ぬかるんで
足元が汚れそうなことから、その心配が少ないと思われる火山灰の登山道を選んで十勝岳に登ることにした。
実は7/14の富良野岳に登った際に上ホロカメットクまで足を伸ばしたが、その反対側の十勝岳から上ホロカメットク山に登れば
富良野岳→十勝岳の縦走が完結することになるので、それを目当てに出かけた。


自宅発5:55→望岳台着7:35   駐車場はすでに3分の2が埋まっていた。登山ポスト(赤丸)で記帳を済ませて登山開始となる。


雲ノ平分岐着8:36(望岳台から0:45   登山ガイド表示所要時間(以下G)=1:00)
 ここまでは意外に足取りが軽かったのでオーバーペースにならないよう自重気味に歩いた。


小休止の避難小屋から下界を見下ろす。この日は「雷に警戒」の予報が出ていたが、低い雲の方向から花火を打ち上げるような音が
時々響いて聞こえた。こっちのほうに来ないように祈りつつ再び登り始めた。


避難小屋(赤丸)から少し登ったところから昭和噴火口の尾根まで急坂のガレ場となるが、難所で何度も小休止を繰り返す。


昭和噴火口のある尾根に到着9:47(雲ノ平分岐から1:11  G=1:45)
霧で噴火口は見えない。 ここで首に巻いて汗でびしょぬれになったタオルを交換し、さらウインドブレーカを着て登頂に備えた。


山頂を見ながらザレ場の道を進むが、山頂直下に見える岩壁が難所として待ち構えている。


山頂直下の岩壁から今、歩いてきた昭和噴火口方面を眺める。


十勝岳山頂10:51(昭和噴火口から1:04  G=1:20、  望岳台から3:00  G=4:05) 
山頂にはすでに30人ほどが休憩をしていた。


山頂でおやつを食べながら休憩をとっていると、上ホロカメットク山(赤丸)の方面に下る登山者(右側)を見て、自分もそれに続こうと
思い 休憩を早めに終えた。(やはり同じ方向に向かう仲間がいると心強く感じられるので……)


下りのほうの足取りが軽く、20分で十勝岳の山頂が遠のいてしまった。


火山特有の地形は神秘的で感動的に思える。山頂から先に出発した数人のパーティの姿が見える(赤丸内)


今来た道を振り返ると十勝岳はかなり遠くになった。


霧が薄くなって前方に上ホロカメットク山の山頂(矢印)が見え、その麓に避難小屋(赤丸)もはっきり見えてきた。


先に行っていた数人のパーティは避難小屋に寄って休憩をとったが、自分はスルーして山頂を目指した。
川原にあるような丸みを帯びた大きな岩が登山道にあるのは珍しい。


登山道のすぐ横にコケモモの赤い実を見つけて一瞬、疲れが癒される。


急勾配の山道を登りきると山頂がすぐ目の前に現れた。


上ホロカメットク山山頂11:51 (十勝岳から1:00  G=1:20)
ここまでの道のりを考えると前回登った反対側の上富良野岳のほうから登ったほうが楽なように思える。


山頂からの眺め(安政の火口と三段山)


山頂では休憩はとらず、十勝岳から上ホロカメットク山までの道のりを眺めながら下山。避難小屋で休んでいたパーティは
こちらには来ないで十勝岳に引き返していった。


昼になったので、避難小屋に寄って昼食をとることにした。


奥にはトイレもあるが、こんな建物でも避難しなければならない時にはありがたいんだろうなと思いつつ、
中には入らずベンチに腰掛けておにぎりを食べた。


昼食を食べながら上ホロカメットク山を見上げると、その険しい道をよく登ってきたなと我ながら感心した。


食事をしている間に10数名のパーティが見え、やがてこちらに向かって来たので、そのパーティと交代するようにその場を離れて
十勝岳に戻ることにした。


急に日が差してきて十勝岳がはっきり見えた。


左に見える三段山は十勝岳温泉から登れるが、そこからこちらへのルートは通行止めになっている。


この時期にまだ雪が残っているということは万年雪であろう。


稜線がかなり細くて綱渡りのような箇所もあるが、風の強い時は危険だろうと思う。


十勝岳の下まで辿り着いたが、脚の疲労もピークに達していることからこれから登るのが大変。


十勝岳山頂13:06 (上ホロカメットク山から1:15(昼食休憩含む)  G=1:30)
こちら側からの登りはザレ道で思っていたより楽だったことから山頂では休憩をとらず、タイム記録用の写真を撮って下山した。


昭和噴火口着13:41 (十勝岳山頂から0:35  G=0:50)
下山途中に霧が濃くなり人影が見えなくて少し寂しさを感じていたが、昭和噴火口で人影を見つけてホッとした。


望岳台着14:57 (昭和噴火口から1:16  G=2:00、 山頂から1:51  G=2:50、  全行程7:06  G=9:45)
十勝岳山頂からは時々立ち止まって給水しただけで一気に下りてきた。

下山後はいつもの白金温泉ではなく吹上温泉(白銀荘)に浸かってきた。実はここからも十勝岳に登れることは知っていたが、
初めて訪れてみて環境設備が望岳台より良いことから次回はここから登ろうと思っている。